ニッポンの勝利とにわかサポーターとコロンビアのサポーター
サッカーW杯。
日本がコロンビアに勝った。
とりあえず、みなさま、おめでとうございます。
試合当日は、さぞや日本各地で盛り上がったことだろう。
私もホッピー片手に自宅観戦を決めこみ、大いに楽しむことができた。
サッカー観戦自体はどこで楽しんでもいいと思う。
私のように自宅で、パブリックビューイングで、スポーツバーで、居酒屋で。
それは、それでいい。勝って喜ぶのもまたいい。
ただ、その喜び方が問題だ。
公共の場でバカ騒ぎして他人に迷惑かけるのだけはやめてくれと言いたい。
当日の夜も渋谷のスクランブル交差点ではお決まりのバカ騒ぎ。
緊急車両の走行を妨害する場面もあった。
これでよくお隣の国の民度が低いなどと言えたものだ。
いつものことながら情けなくなる。
彼らをひいき目に「サポーター」と呼ぶのなら
対戦国のコロンビアとは雲泥の差があると思った。
この試合をテレビで観ていた私は
スタジアムを黄色く染めていたコロンビアサポーターの多さに驚いたのだ。
日本サポーターとの比率は、コロンビアの8:2といったところだろうか。すごい迫力。
コロンビアってどちらかというと貧困国だよな?よくロシアまで行けるな。
これは私の偏見なのだが、そんな風に思ってしまった。
ちょっと調べてみると国民の平均年収は日本円で約500,000円。
単純計算で日本の8分の1ほどだ。
ロシアまでの航空運賃だって、片道で日本の4倍ほどかかるらしい。
渋谷で騒いでいる輩と比較してはコロンビアサポーターに失礼だが
魂が違いすぎるのだ。
片や、母国の威信と誇りを背負って戦うの英雄たちを
心から応援しようとするサポーターと
ただお祭り騒ぎがしたくて、ワールドカップにかこつけてサポーターになりすまし
他人に迷惑をかけるにわかサポーターとは魂の質が違いすぎるのだ。
もちろん、日本サポーターにも魂の質が高い人はいるし
コロンビアサポーターにも日本人女性に卑猥なコトバを言わせて
SNSで叩かれるようなアホもいる。
結局は個人の意識の問題になるのか・・・。
人種とか国籍ではなく、あくまでも人間個人としての意識は高くありたいと思う。
ちなみに私はサポーターでも、にわかサポーターでもない。
スポーツをこよなく愛する、ただのスポーツファンである。