街角のコミュニケーション

世の中コミュニケーションだらけ。

勘違い女と無能な上司が引き起こした騒動

職場がスタッフの業務の振り分け方をめぐって、ざわついている。事の発端は、1人の女性スタッフの理不尽な要求からである。「今の担当業務を外れたい」というのだ。実際、私が要求されたのでもなく、本人から直接聞いたのでもないのだが、この一言があまりにも多くのスタッフを巻き込んだために、あっという間にウワサが広まり、私の耳にも届いたのだ。彼女の言い分はこうだ。いまのクライアントを担当して約3年経つし、そろそろちがう業務がしてみたいとのことだ。3年が長いかどうかはどうかは知ったこっちゃないが、こういう配置転換をこんな私的な理由で組織に要求すること自体が異例であるし、ご法度とされる暗黙の了解があった。彼女が担当する業務は営業的な制作管理と進行を主とするもので、私からみてもクソつまらない。ただ向き、不向きで言うなら、この業務は彼女に向いていた。天職と言っていい。彼女本人はもっと企画や表現に関わる仕事をしたいのだろうが、丸投げしかできない彼女にそのスキルはない。いまの担当業務は適材適所だと周りは認識していたのだが、彼女にだけはその自覚がなかったというわけだ。まあ、勘違い女の片鱗はこれまで何回も見てきたので驚きはしない。彼女がゴリ押しして得たクリエイティブディレクターという肩書きの名刺をSNSに投稿していたときは、さすがに引いたというか、私が恥ずかしくなった。そんな勘違い女のアホな要求をあろうことか上司が飲んでしまった。飲まされたと言ったほうが正しいかもしれない。上司の権限でノーと言えたはずなのに。それが社内コンプライアンスに抵触するとでも思っているのか。パワハラになると思ったか。理由はどうであれ、このことは仕事に対する無責任と悪しき慣例を現場に解き放ったばかりか、この組織の規律や統制を崩壊させてしまった。クソ勘違い女の配置転換を決めた無能な上司は、当然ながら置き去りにされたクソつまらない業務の後任を探し始めるのだが、誰が受けるかー!んなもん。この一件で「やりたくない仕事は、やらなくていいんだ」という空気が組織に蔓延してしまった。それまでは「業務命令」で済んでいたものが、アホな前例をつくってしまった手前、無能な上司も後任候補の部下を説得できないでいるのだ。足下を見て断る部下もどーかと思うが、自業自得だよ、無能さん。こーなること、予見できなかったあなたの責任だよ。ただね、誰かがやらなきゃいけないんだよね、そのクソつまらない仕事。結局、無能な上司は5人の部下のアサインに失敗すると、次のターゲットを私にしたらしい。今日、その打診があった。仕事を受けて貸しをつくるか、みんなのように「やりたくないから、やりません」と突っぱねるか・・・。いろいろと思うところはある。そして、返事は保留している。