街角のコミュニケーション

世の中コミュニケーションだらけ。

2019-01-01から1年間の記事一覧

何はともあれシロを主張する同僚

どうやら納品物の誤配があったらしい。らしい、 というのはそれが私の仕事ではなく、3メートル先のデスクにいる 同僚の仕事だからだ。納品物が何かは知らないが、 大阪の配送センターに届くべき荷物が福岡に届いたというのだ。 この同僚は、関係各所にそのこ…

何かとサラリーマンを主張するクライアント

身も心も蹂躙された仕事だった。すべての業務を終えたいま、 この忌まわしい仕事のいきさつを、 半ば放心状態で振り返っているのだが、印象的だったのは、 クライアントの口から再三にわたって発せられた一つのフレーズで ある。「ワタシもサラリーマンなの…

パンチを欲しがるブランドコンサルタント

先日、クライアントとの打ち合わせの場で、 ブランドコンサルタントと会った。その打ち合わせは、 クライアントの新事業の立ち上げに伴うブランド開発をテーマにし たもので、 私の会社はいくつかのコンテンツ制作を請け負っている。 ブランドコンサルタント…

誰にでも話しかける友人

9月最初の3連休は山へと出かけた。 約一年ぶりの本格登山である。パートナーは35年来付き合いがあ る友人で、今回の登山の発案者でもある。 気の置けないナイスな漢だ。 友人は私のような年イチ登山のど素人ではなく、暇さえあれば、 しょっちゅう山に入る上…

プレゼンの振る舞い

私は人とのコミュニケーションが苦手だ。だからこそ、 苦手は苦手なりに、 どんな時でも円滑なコミュニケーションがとれるように心掛けてい る。それは、下手なコミュニケーションをとれば、 必ず自分に跳ね返ってくることを、身をもって学んだからだ。 要は…

「テレワーク・デイズ2019」終了

「テレワーク・デイズ2019」における、この会社のトライアル的な取り組みが先週の金曜日に終了した。2週間のトライアル期間中、私は3日の在宅勤務を体験した。最初はサボれるかな、なんて考えたけど、真面目にやってみるとなかなか良いではないか。大嫌いな…

「テレワーク・デイズ2019」はじまる

今日7月24日は来年の東京オリンピック・パラリンピックの開会式のちょうど一年前にあたる日だ。この日を目指して、社会のさまざまな場面でテスト(実験)が行われている。首都高速が通行規制されたり、移動式の交番が繰り出されたり。交通渋滞の緩和も市民の…

「10連休のゴールデンウィークは要らない」と思う理由について

『ゴールデンウィークの10連休は必要か』そんな議論が起きているのは知っている。正直どうでもいいと思う。答えなんてあるわけがない。必要だと思う人には必要だろうし、必要ないと思う人には必要ないのだろう。どちらの人にも言えるのは、この国の政府が定…

「キャバリア」という犬の名前がどうしても出てこないひと。

先週の休日、娘(愛犬)を連れて近所を散歩していた。娘を連れていると、2回に1回は見知らぬ人に話しかけられる。もちろん、これらの人びとは娘に関心があって、娘を目がけて近づいてきて、話しかけてくる。第一声のほとんどは、娘の容姿をみて「かわいいで…

ルールをつくって、自ら破るクソ上司

この職場には『ワーキング・レポート』なる管理職が部下の業務を把握するための勤怠システムがある。スタッフはそれぞれが担当するジョブの情報を決められたフォーマットに入力し、イントラを介して上司に報告する仕組みである。ワーキング・レポートは、週…

既視感あるね、は悪魔の言葉

「この企画、既視感があるよね」。私たちの世界では打合せの時など、頻繁に使われる言葉である。“デジャブ”という意味もあるが、この場合は、過去に似たようなものを見たことがあるという意味で、転じて「真似をしている」なんて、否定的に使われることが多…

春闘と後輩

春闘の季節です。我が社も例年どおり突入し、例年どおり妥結した模様。社員である以上、私も一応組合員ということになるのだが、組合の会社への要求や、妥結した内容にとくに興味も関心もなく、何かが改善されたという実感もなく、「もう、そんな季節なんだ…

田舎の友人が語る「東京暮らし」に違和感を覚える

ここ数年、年末年始の休暇を東京で過ごす、田舎の友人がいる。友人とは言っても、最近はとくに親しい付き合いがあるわけではなく、SNS上でのつながりしかない。なので、彼が上京したということも、彼が投稿した記事で知ることになる。彼は夫婦で上京し、約一…

謝るアスリート

試合に負けたり、結果が出せなかったとき、謝るアスリートがいる。先日行われた全国都道府県対抗駅伝でも、優勝こそかなわなかったものの、3位とか、4位とか、わりと上位でフィニッシュしたチームのアンカーの選手が、手を合わせて「ごめんなさい」と拝むよ…